Tae’s NOTE

母&妻&会社員。40年も生きると人生で演じる役割&抱えること・ものが増え、心のモヤモヤも増える。思考を前向きに整理するための My Noteです。

これぞ、カタルシス効果! ~『コタツがない家』を子育て中のワーママに見てほしい理由

秋ドラマが続々とスタートしている。

今朝は、日テレ水曜ドラマ『コタツがない家』をTVerで視聴。

心が少し軽くなった。

これが、カタルシス効果よね~。。。

 

www.ntv.co.jp

 

 

カタルシス」とは、心理学用語で、一言でいうと、「心の浄化作用」ということらしい。

psychoterm.jp

 

ドラマのシナリオ講座に通っていた時に何度も言われた基本が、

「主人公に共感性と憧れ性を持たせろ」

ということ。

 

この物語の主人公・万里江さんは、

・カリスマウェディングプランナーで社長

・夫と息子(高3で大学も推薦で決まりそう)がいる

・立派な一軒家に住んでいる

という憧れ性を持っている反面、

・夫は、廃業寸前の漫画家で昼から家でグータラしていて夜飲んだビールの空き缶が毎朝流しに置きっぱなし

・息子は、あー言えばこう言う状態でストレスが溜まるし、学校を急に休んだと思ったら、勝手に配信系オーディションに出て落選して落ち込んでる

という家族ならではの悩みも抱えている。

 

冒頭の万里江さんの登場シーンで、

「あ~、わかる~」

「私だけじゃないんだ~」

と、日々の家庭生活でのストレス指数が少し減った気がした。

 

仕事と子育てをほぼワンオペでこなして、心も体もヘトヘトな世の中のワーママだったら、そう思うんじゃないかな。

 

深堀家を経済的に支えているのは万里江さんで、働かない使えない夫が家にいたら、、、

私だったら絶対に離婚しているだろうな、というシチュエーション。

なのに、万里江さんは「離婚はしない」と決めている。

万里江さんが作中で言っていた「離婚は相当面倒くさいらしい」というのが現実的な答えかもしれないが。

そこの気持ちがどうなるか、今後の物語で描かれるのかもしれないし、

脚本家も演出家も男性のようなので、そこは男性の「そんな簡単に離婚は切り出されないだろう」「女から一方的に捨てられたくない」という願望が含まれているのかもしれない。

 

これからどうなるのか。

楽しみに見たいドラマだ。