働く母親には、
小1の壁(遅くまで見てくれた保育園がなくなる)、
小4の壁(放課後見てもらっていた学童保育がなくなる)
があると言われているが、
「中一の壁」もあると思う。
これは、働く母限定ではないかもしれないが。。。
上の子が中学生になって半年経って、
「中学生ってこんなに忙しいの~??」
と日々感じている。
部活もあるし、塾もあるし、定期テストもあるし、塾の模擬試験もあったりして。
小学生のときとは格段にスケジュールや体調管理が難しい。
さらに、高校受験というハードルも待っているので、定期テストで点数取れないと内申点が取れなくて都立高校の受験の選択肢が狭まってしまうという親の焦りもある。
塾に行っている割には定期テストの点数も取れないし、通知表も「これでは都立の進学校には全く届かないのでは…」というレベルで蒼くなった。
そんな心配から、色々と口を出してしまうのだけれど、子どもの反応はイマイチ。
親の言うことを何でも従うことは、思春期の子どもにとっては正しくない成長過程だとわかっている。
頭では。
ただ、素直に言うこと聞いてくれなかったり、スルーされたり、ナイフのような言葉が返ってきたりすると、親も傷つくわけで。。。
と、親の気持ちばかり書いてしまったけれど。
子は子で「このままではいけない」と思っていたようで。
最近、図書館から色々と本を借りてきている。
高校受験の心構えの本や職業に関する本など。
本人なりに色々考えて、自分なりの納得解を出そうとしているようだ。
親としては、
とにかくテストで点数を上げて、上位の高校に行けば選択肢が広まる
↓↓
だから、とにかく目の前の勉強を一生懸命やればいい
(だけどやってくれない。モヤモヤする)
と言う気持ちだったのだけれど。
子どもは、
勉強しなきゃいけないのはわかっている。
だけど、将来自分が何になりたいか目標も定められていないのに、志望校なんて決められない。
自分が何になりたいかなんてまだわからない。
それで悩んでいるのに、親や塾の先生は高校や大学、将来の話ばかりしている。
↓↓
だから、反抗的な態度をとってしまう。
(そればかりではいけないことはわかっているけど、、、モヤモヤする)
と思っていたんだろうなあ。。。
あと、毎日の基礎英語もきちんと聞かないし、英語なんて興味ないのかなと思っていたのだけれど。
上の子はYouTubeで洋楽を聴きながら、その歌詞で学んでいることも多いらしく。
最近は、「英語の歌詞って表現がダイレクトだから励まされるよね~」なんて言っている。
親が一方的に「悪影響では」と思っているスマホも、子供なりに自分の孤独を癒し、前向きな気持ちになるための道具として使っているのだと思ったら、
一方的に決めつけるのは良くないなと反省した。
子どもを信じる。
黙って見守る。
言うのは簡単だけど、実行するのはとても難しい。
(特に「黙って」の部分)
だけど、本人なりに考えてもがいている様子が見えて、親としては、出口の見えない真っ暗なトンネルから、トンネルの天井の輪郭が見えるくらいは視界が開けた気がする。
この週末、子どものプリントや塾のテキストを一緒に片付けていて、何枚か、締切の過ぎた未提出の課題プリントが見つかった。
通知表の「授業に対する態度」でbad評価だったのはこれが原因か…と腑に落ちた。
期日までに課題を出すことについて、一緒に見てあげた方がいいのかもしれない。
よく考えたら、上の子は小学生時代ほぼ放置だったので、その辺のフォローやなぜ期日までに課題を出さなければいけないか、親として教えてあげられなかったかも、と反省。
(だから、本人は出さなくてもなんとかなるとなめている節がある。これは要是正!)
明かりが消えてしまうときもあるかもしれないが。
ボーっとしてても地球は回るし、ボーっとしてたら子どもも私も年をとって環境が変わる。
良い意味でも、悪い意味でも、時間の流れは平等。
何をしても上手くいくときもあれば、何をしても上手くいかないときもある。
それが、「運」いうもの。
なんとかなる。
程よいところに落ち着く。
そう信じて、見守っていこうと思う。
自分のこともやりながら、ね。