Tae’s NOTE

母&妻&会社員。40年も生きると人生で演じる役割&抱えること・ものが増え、心のモヤモヤも増える。思考を前向きに整理するための My Noteです。

雨にたたられた名古屋。唯一、「名古屋」を感じられたもの ~母子ふたり旅2024年春④

春休みは終わったけれど、母子ふたり旅その④です。

 

tae-s-note.hatenablog.com

 

岐阜と愛知の県境あたりから、電車の窓の外は雨が降り始めていた。

 

名古屋では丸の内エリアにある東横インを利用した。

名古屋駅前からホテルへの無料送迎バスがあったので、行きも帰りも利用させてもらった。

予約サイトを見ると、名古屋城にも歩いていける距離。

早起きすれば、ちょっと名古屋観光もできるんじゃない?なんて思ったのだけれど。

残念ながら、この日はそんな気持ちになれるような天候ではなかった。

 

19時頃、名古屋駅に着いたときは大雨で風も強くて、日も暮れていて、真っ暗。

いつくるかわからないバスを待合わせ場所で待っているのは、正直、心細く、つらかった。

私が、というよりは、小2の子どもが。

長野県から岐阜県を超えて、約5時間かけて愛知県までやって来たのだ。

慣れない電車に座りっぱなしで疲れているし、お腹も減っているから機嫌が悪い。

ホテルは地下鉄の駅からも近いので、電車で行くことも提案するが、子どもは電車にはもう乗りたくないという。

ただ、こんな慣れない土地で子どもと喧嘩別れするわけにはいかない。

一体どうしたらいいんだ、と頭を抱えたときに、「東横INN」のブルーのバスがやって来た。

「救世主!!」と、心の底で叫ぶ。

「近くに来たら手を挙げて合図してください」とサイトに書いてあったので、力強く手を挙げて駆け寄った。

 

この日の夜は、ホテルの狭い部屋(失礼!その代わり、シングル、添い寝プランで格安!)で子どもとコンビニで買った夕食を食べ、テレビを見て、狭いユニットバスに入った。

子どもに文句を言われるかなあ、、、と思ったけれど、順応性があるのか、非日常性がよかったのか、意外と楽しんだ様子。

よかった、と胸をなでおろす。

そんなこんなでこの日は就寝。

 

2日目の朝は、ロビーでの朝食サービスでスタート。

サービス開始時間の6時半に1階に行ったら既に10名以上が並んでいた。

しまった、出遅れた!!とも思ったけれど、流れ始めたら意外とスムーズだった。

列に並んで、ビュッフェ形式で好きなものをとる。

子どもとテーブルに着いたら、係の人が近づいてきて、子供に小さいリンゴジュースを渡してくれた。

子どものテンションが上がる。

こういう心遣いはありがたい。

 

朝食サービスの味噌汁は、名古屋だけに、赤みそを使った味噌汁だった。

今回、唯一、名古屋に来たことを感じられた出来事。

子どもにも飲んでみたら?と一口飲ませたが、一言、「苦い」。

まだ小2には早かったか。。。

 

朝食の後、ロビーに降りて、チェックアウト。

送迎バスにもタイミングよく乗れて、小雨の中、雨にぬれずに名古屋駅まで行けた。

東横インさん、本当にお世話になりました。

 

名古屋駅ドアラ(中日ドラゴンズのキャラクター)でも名古屋に来た!と感じた。

 

いつかまた、名古屋観光もしに来たいなあ。

ちなみに、名古屋城の築城を開始したのは徳川家康

高校で日本史を履修していないから、本当に自分は歴史音痴。。。

www.nagoyajo.city.nagoya.jp

 

その⑤へ続く。