週末、小2の子どもに「盲腸って痛いの?」と突然聞かれて驚いた。
確かに、私は7年前に盲腸になって入院した経験がある。
しかし、なぜ、いま??
というタイミング。
何度も角度を変えて聞かれるので、なぜかと思ったら、
11/10(金)に放送されたドラマ『うちの弁護士は手がかかる』で主人公の蔵前さんが盲腸になったからだという。
小2をこんなに怖がらせるなんて、一体どんな描写をしているんだ??
と、ドラマをチェック。
蔵前さんが右脇腹(盲腸のところ)を押さえて倒れるところを見て、
押さえる場所違うんじゃない?
と、自分の経験を踏まえると感じたけれど。
ただ、痛みの伝わり方や耐久性に個体差はあるし、
蔵前さんの性格上、盲腸のところに痛みが来るまでじっと我慢していたのかもしれないなあとも思った。
あと、腹痛で倒れて救急車に乗っているのに、
「今日の予定はどうしてくれるの」
と電話をかけてくる勤務先のボス弁護士。
これは恐怖。
(もちろんこれはドラマの演出。現実にそんなこと言う人はいない・・・と思いたい)
というような場面描写があり、
盲腸になったら倒れるくらいお腹がすごく痛くなって、救急車で運ばれて、緊急手術する。
ということが、うちの子を心の底から怖がらせた様子。
「盲腸になったら絶対にお腹切らなきゃいけないの?」
と色々聞かれた理由がよくわかった。
ただ、盲腸になったら必ず手術しなければいけないということはなく。
私が盲腸になったときは、一度目は薬で散らした。
ただ、数か月経たないうちに再発したので、「切ってください」とお願いして切除した次第。
一方で、一度目に治療してくれた医師からは、炎症した状態でお腹を切ると炎症物質が体の中で飛び散る恐れがあるので、炎症が治まった状態で切除したほうがよい、とも言われたので、いまどきは薬で散らすのが主流なのだろう。
(ちなみに、薬で散らすにしても基本的には入院するようだ)
という話を子どもにしてみたが、どこまで伝わったかは微妙なところだ。
ただ、日曜日に近所の神社に「盲腸になりませんように」とお参りに連れて行ったこともあり、昨日は「盲腸が怖い」と言わなくなったので、少しは落ち着いたのだと思う。
ドラマやエンタメの影響は大きく、人の心を揺さぶるのだと改めて感じた出来事だった。