先日、長女の中学受検料を払いに行って、 うるッと涙を拭うことになった話。
ミライコンパスで出願から受験料支払いまでWebで完結する私立 とは違い、公立の学校は金融機関に支払票を持って行って、 受検料を払う。
そして、願書の裏側に支払票を貼る。
会社の近くに大きめの郵便局があるので、 昼休みに受検料納付に行ってきた。
そして、最後に、
「良い春になりますように」
と言ってくれたのだった。
相手は商売だから、といえばそれまでだけど。
こんなに気の利いたセリフをサラッと言えるあのおじさんは、 きっと優秀な営業マンなんだろうな~と思いつつ、
とても嬉しくなった。
見知らぬ人が応援してくれる。
それって、すごく幸せなことだな。
そんな風に思ったら、不覚にも、帰り道、 うるッとしてハンカチで目を拭ってしまった。
私も緊張しているんだな。
受験するのは子どもだけど、手続きするのは親だから。
自分が忘れたら、子どもがスタートラインに立つこともできない。
そんなプレッシャーがあったのかも。
受検料を納付して、その後、無事に願書も出した。
親の務めは果たした。
あとは、来週、受検票が送られてくるのを待つだけ。
どんな結果になったとしても、良い春になりますように。