Tae’s NOTE

母&妻&会社員。40年も生きると人生で演じる役割&抱えること・ものが増え、心のモヤモヤも増える。思考を前向きに整理するための My Noteです。

「一人です」 ~テレ朝「相棒 Season20」最終回より

女将「今日はおひとり?」

右京「はい、一人です」

カウンターで一人、おちょこに口を付ける右京の後ろ姿。

 

先月(2022年3月)に最終回を迎えたテレ朝「相棒 Season20」のラストシーン。

 

今回のシーズンは、反町隆史さん演じる冠城亘の卒業シーズンということが話題だった。

※ブログの下書きを見ていたら、「相棒 Season20」の書きかけの感想文が出てきたので、今更感ありありだけど、voteします。

 

右京さんはどちらかというと一匹狼的な存在だったはずなのに。

「僕はいままで来るものは拒まず、去る者は追わずという考えでやって来たけれど…」

冠城には去ってほしくなかった。

引き止めたかった。

それでも、冠城は右京の元から去っていった。

 

「はい、一人です」

 

右京さんの背中から漂う寂しさ。

 

もう二度とこんな相棒とは出会えないかもしれない。

どうして去っていったのか。

もっと〇〇していたら引き止められたのだろうか。

 

右京さんは、そんな自問自答をしていたのだろうか。

 

寂しさ。

愛情。

孤独。

不安。

 

きっと、右京さんなら、次の日から自分の気持ちと折り合いをつけて、なんとかやっていくのだろうとは思う。

少なくとも、警視庁特命係の部屋では、そういう姿を見せるのだろう。

 

ただ、クールで頭脳明晰で飄々としている右京さんでさえ、感情を根底から揺さぶられるような、そんな別れだったんだな、と。

画面から伝わってきた。

 

日本では3月、4月は卒業、入学、入社、転勤のシーズンだったから、

きっと、右京さんの背中を見ながら、感じることがあった視聴者は多いに違いない。

わたしも、その一人。

 

#相棒 #相棒シーズン20 #一人です #寂しさ