昨日の夜、小5の子供が「疲れたから学校を休みたい」と言って来た。
熱を測っても平熱だし、昨日は昼間、友達とも遊んでいたし、なぜ??
もしかして、イジメ?
もしかして、コロナウィルス?
なんだろう、なんだろう…。
そう思いながらも、「明日の朝になれば、そんなこと言ってたことを忘れて学校に行くかも」と寝たのだけれど…。
今日の朝も、起きて顔を合わせると「学校に行きたくない」と。
ただ、先週は給食当番だったので、自分が休むと次の人の白衣がない。それは持って行かなきゃいけないとは思っている。
それをネタに「白衣持って行って、具合が悪かったら1時間目終わったら帰って来ればいいじゃん」と言ったのだけれど、頑なに「行きたくない」と。
すると…。
「今日漢字テストの再テストなんだけど、全然勉強してないんだよね~」
と言ってきた。
勉強してないならできなくても当たり前だし、
「0点とってきても怒らないから、行くだけ行きな」
と言ったら、そそくさと漢字テストの問題用紙を持ってきて、なにやら勉強を始めた。
上の子は漢字テストが苦手。
私は自分が小学生の頃は得意なほうだったので、漢字が苦手な気持ちがわからない。
とはいえ、私も最近はパソコンに頼り切っているため、最近はあんまり自信がない。
「これで合ってる?」と聞かれて、あやふやな部分はなぜか私が国語辞典を引いて確認する。
「どうしてママが辞書を引いているのかしら」
などと言いながら、テスト問題が全部埋められる頃には「学校行きたくない」とは言わなくなり、いつもの時間に出かけて行った。
「学校行きたくない」と言っていた理由はこれだったか…。
他人にとっては小さなことでも、自分にとっては大きい問題。
逆もしかり。
嫌だと思えば避けて通りたい。
それが人間の性。
大人になったらあからさまに逃げる人もいるのに、子どもは逃げられないなんておかしい。
とはいえ、逃げ癖がつくのもね…。
上の子は、下の子よりも育てやすく、いわゆる「いい子」だった。
だけど、ずっと「いい子」でいるのも疲れちゃうよね。
上の子なりの、SOSだったのかもしれない。
ただ、一つだけ不安なことがある。
テストで本当に0点とってきたら、私、笑って迎えてあげられるだろうか。。。