Tae’s NOTE

母&妻&会社員。40年も生きると人生で演じる役割&抱えること・ものが増え、心のモヤモヤも増える。思考を前向きに整理するための My Noteです。

「知らないおじさん」化していたVHSテープ ~断捨離(R)日記

「ご縁がなくなった人からのもらい物を手放そう」

2-3日前に、Youtubeで動画ザッピングしていたときに刺さった言葉。

心に残ったものの、

…そんなものあったかな???

 

しばらくして、思い浮かんだのが、

クローゼットの上段の片隅に置いてあったVHSのビデオテープ3本。

 

私が2000年代初頭に夢中になっていたドラマや音楽が収録されていた。

ドラマで言うと、

木更津キャッツアイ

マンハッタンラブストーリー

音楽で言うと、

KICK THE CAN CREWのライブ映像(音楽専用チャンネルから録画したやつ)

などなど。

 

木更津キャッツアイ」は、映画化されて、「日本シリーズ」を公開初日に渋谷の映画館まで観に行ったっけ。

席が満杯で、通路で座って観たような。。。

それでも、観客みんなが「キャッツ」ファンで、笑いのツボが同じで、会場一体で笑いや感動を共有できたんだよなあ…。

 

KICK THE CAN CREWは、社会人になって数年で、なんだか仕事や組織に不満を感じたときに、モヤモヤしている気持ちを肯定してくれるような歌詞で、励まされてたな。

解散するときに渋谷公会堂までライブ観に行ったっけ。

 

マンハッタンラブストーリー」って、結局最後、どうなったんだっけ。

最終回見なかったって言ったら、当時仲良くしてくれていたカルチャーセンター仲間がくれたものだったな。。。

今回、このビデオテープが、「ご縁がなくなった人からのもらい物」に当たる。

自分が20代の頃は、人生の先輩としてこちらの話を聞いてもらったり、共通の趣味の話で盛り上がったりして仲良くさせてもらってた。

でも、自分のライフステージが変わって、結婚、引越し、出産などで会うこともなくなって。いまはもう年賀状のやりとりもしていないし…。

 

FUJIFILMからのメルマガにVHSをDVD化するサービスの案内が載っていて、DVD化してもらおうかな、と心が揺れたのだけれど…。

金額を見ると、安くはない。

 

それだけのお金をかけて、また観るかなあ…?

そもそもVHSの再生機捨ててから10年くらいは経ってるよねえ…。

その間に「知らないおじさん」(※)と化して、クローゼットの片隅に追いやられていたわけで…。

 

それでも、いじましく、VHSをDVD化するのと、メルカリなどで「キャッツ」と「マンハッタン~」のDVDを買うのとどっちがコストが安いかなど検索してみたりして。

 

結論としては、

いまはそこまで執着して観たいわけじゃないよね。

観たくなったら、お金を出せばきっとまた手に入る。

 

ということで、手放そうと決めて、ゴミ袋へ。

 

そういえば、20代の頃はあんなに熱心に買い集めていたCDも、ほとんど聴いていないなあ。

この辺も、そろそろ手放し時かもね。

メルカリなどに出してみて、買い手がつかなければ寄付に出そう(売れるかな?)。

 

子供を産んで、仕事との両立で四苦八苦していたときは、自分には何もないと自信を失っていたけれど、ちゃんと、好きなものもあったし、それにまつわる思い出もある。

目の前からモノが消えても、自分の思い出の引き出しから、当時の好きだった気持ちや仲間との思い出が消えるわけではない。

 

20代の思い出の品は手放して、

40代の自分だからこそ味わえるものにも目を向けていこう。

 

※知らないおじさん:やましたひでこさんが「断捨離」の中で使う例え。

 Youtubeの断捨離チャンネルでもちょこちょこ登場しています。

 

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