Tae’s NOTE

母&妻&会社員。40年も生きると人生で演じる役割&抱えること・ものが増え、心のモヤモヤも増える。思考を前向きに整理するための My Noteです。

かわいい子には家事をさせろ

「こんなこともできないの?」

「こんなことも知らないの?」

 

…私が小学校のとき、周りの大人(学校の先生や友達のお母さん)からしばしば言われた言葉です。

私、小学校の勉強はよくできたのですが、掃除や家庭科などの生活の根幹をなす営みに関しては全くできない子でした。

 

うちの実家は事務用品の小売店を営んでいたので、母は店の切り盛りと家事、育児に毎日忙しい日々を過ごしていました。

小学校に入る前にちょっとしたお店の店番をさせられたことはあっても(いま考えるとよく誘拐されなかったなと思う)、

掃除や料理なんて教えてもらったこともなかった。

(ただ、1000円札を10枚束ねると1万円になるということは知っていて、何かの集金のお金を学校で先生と数えたときに、先生に驚かれた記憶があります。小学生なのに領収書の切り方を知ってる子供でした)

 

いま、自分が親になってみて、当時の母の状況を想像してみると…

私は言われてもすぐにはやらない子だったし、鈍くさくて、器用でもなかったし、

母は時間を割いてまで私におしえる時間も心の余裕もないから教えなくていいという決断をしていたのだと思います。

 

だから、というわけではないですが、、、

 

うちの子達の通っている保育園の方針が、

お勉強やスポーツ教育よりも、生活の基盤を身に着けさせることを重視していて、

「小学生になったらお母さんが返ってくる前にご飯を炊いてお味噌汁を作れる子に」と年長になったら自分たちの給食のご飯とみそ汁の調理当番があったのにはすごく感動してね。

実際、上の子が小学校に入ってから、会社の帰り道で「ご飯炊いておいて~」とヘルプ・コールをしたあと、

自宅に帰るとご飯が炊けてたのは本当に助かった。

 

3月からの休校で上の子は自宅にいる時間が増えたけれども、

お昼ご飯は自分で準備してくれる日もあって。

チャーハン、

市販の卵スープを使った雑炊、

食パンにジャムを塗ってジャムサンド・・・など。

簡単だけど、自分のお腹を自分で満たせるというのはすごい進歩。

この前は、在宅勤務のときに下の子と私の分もお昼ご飯(チャーハン)を作ってくれて、

そのときは下の子も卵を混ぜたりして手伝ったらしく。

我が家の子どもたちは、私の子ども時代の経験値をはるかに超えていると思います。

 

ただ、いまだに電子レンジの使い方だけは鬼門。

冷凍食品の「電子レンジ」と「オーブンレンジ」の温め時間表示を見間違えて、

プラスチックのお皿を電子レンジ内で溶かしてしまうという事件が発生。

しかも、2回。

先日は、「冷蔵庫に入ってた(ゆでてあった)トウモロコシを温めたら、レンジの中でポン!ポン!と音がする~!」と勤務中に電話がかかってくる始末・・・。

子どもには電子レンジはまだ高度なアイテムだったようで・・・。

火事にもならず、ケガもせずに済んだのでよしとします。