11月から始まった朝ドラ『カムカムエブリバディ』。
先週から、主人公が安子からるいにバトンタッチして、物語が新しい展開になっている。
いろんな人が書いているように、安子編の幕の引き方は衝撃的だった。
心臓をわしづかみにされて体ごとブンブン振り回されるような感じ、とでもいうか。
戦争がなければ、安子は平和に幸せになれたはずなのに…。
そんな風に思わざるをえなかった。
とはいえ、前半は安子と稔の幸せな恋も描かれていて、二人を結びつけるのが「ラジオ英語講座」。
朝からラジオの前で英語に耳を傾ける安子の姿を見て、私も英語が好きになったのはNHKの『ラジオ基礎英語』だったと思い出した。
中学1年生の一学期に毎朝6時からラジオに耳を傾けていて、それが中学時代は英語が得意科目だった基礎になったといえる。
ラジオに耳を傾けながら、まだ見ぬ遠い異国に思いをはせる…。
安子とるいが仲良くラジオを聴く姿とかつての自分を重ねてみたり。
私は高校受験直前から真面目に勉強しなくなったので、英語力も恐ろしく衰えていたのだけれど…。
安子は稔がいなくなったあともコツコツと勉強して、在日軍人のロバートとの出会いで英語も、人生も展開していく。
私がTOEIC受けてみたり、次の試験に向けて『毎日5分でも英語を聴こう』と思ったのも、安子に影響された部分が少なからずある。
テストでいい点数が取れたからといって、言語はしょせん、コミュニケーションツールだし、人間としての魅力も必要だ。
だけど、いつ訪れるかわからないチャンスを掴むために、武器を持って磨いていくのも悪くはないだろう。
このドラマに伴走してもらいながら、コツコツ英語をブラッシュアップしていきたい。
るい編になって、るいと英語の接点はまだ出てきていないように見える。
(もしかして今朝出てきたO.ヘンリーの話は英語で読んでいるのだろうか。。。昨日の放送を見ていないのでちょっとわからない)
そんなことも気にしつつ、年明けも楽しみに見ていきたい。