Tae’s NOTE

母&妻&会社員。40年も生きると人生で演じる役割&抱えること・ものが増え、心のモヤモヤも増える。思考を前向きに整理するための My Noteです。

逆境自慢に流されない ~平凡な人生に感謝すること

SNSを見ていて、さっき思ったことを書きます。

 

SNSの中には、

バツイチ

・シングルマザー(ファザー)

・多額の借金がある

・家族に病気の人がいる、介護が必要

など、逆境に立たされている方たちと出会うことがあります。

 

その中には、その逆境を克服した人がセミナーを開催していることもあって、

広告などをたまにポチっとすると、

・離婚して子どもと離れて暮らしてます

・事業に失敗して多額の借金を背負って返済中です

・リストラに遭いました

などなど、なかなかの逆境っぷり。

そこから自分は這い上がりました、だからあなたがもしその状況なら、助けるアドバイスができます、とかね。

 

いまのようにSNSで情報があふれている時代ではなかったけれど、

学びのため、とセミナーに時々通っていた20代の頃の自分は、

ここまでしないと講師になれないのか…。

人に教える資格がないのか…。

などと、ぼんやりと思っていました。

 

そして、両親も兄弟姉妹も自分も健康で働いているし、細々とでもなんとか生活はできているし、私って何にも面白みのない人生…なんて。

 

いま考えると、なんて罰当たりな考えをしていたのだろう、って思います。

健康で、自立して生活ができている。

それで、いいじゃないか、といまは思います。

 

あれから、人生の節目節目で路頭に迷うと、自己啓発系の著者の方のセミナーなどにフラフラとついていきたくなっちゃうのですが、

そうすると、漏れなく逆境自慢が憑いてきた気がします。

 

いまは、目の前にあること(家族、仕事など)をちゃんと見ること、やること。

平凡な自分の日常が幸せであると気づくこと。

その幸せに感謝すること。

 

それが大切なんじゃないか。

いまはそう思えるようになりました。

 

たとえいまワクワクしていなくても、目の前にあることに向き合うことで、見えてくる景色はある。

…って、色々と面倒くさいことから逃げてきて、転職回数5回の人間が言うなって感じですがね。

 

逆境に立たされたときにその人の真価がわかる、とか言いますが、

わざわざ逆境に飛び込む必要はない。

人生において、必要なときに必要なことは起こると思うので。

 

逆境自慢に流されて、影響を受けすぎないように(自分への戒め)。

 

平凡な人生にも十分価値がある。

 

ふと、そんなことを思った七夕前夜でした。