先日処分したもの。
2004年に参加したホノルルマラソンの完走メダル。
十年以上引き出しにしまったままだった。
これがなくなっても、私がフルマラソンを完走した事実は消えない。
欲しくなったら、また走りに行けばいい。
そう思えたので、サヨナラした。
ネットの記事で、「自分を元気づけてくれるもの」として、参加したフルマラソンの完走メダルはとっておくという人もいたので、
それを読んだときには、
私もとっておいて飾った方がよいかな、と心が揺れた。
ただ、後悔したかといえば、そんなことはなく。
もう処分しちゃったし。
独身時代の良い思い出が消えることはない。
当時、私の誘いに、ランニング経験もないのに付き合ってくれた高校時代の友人に感謝。
お互い、いまは絶賛子育て中で忙しいけれど、子供が巣立ったら、思い出話でもしたいな。
良ければ一緒にまた走りにいってもいいよね。
なんて、書いてて思い出したのだけれど、、、
その友人は、医療系の仕事をしていて、当時、職場で結構ストレスをかかえていて、
その話をハワイでされたのだけれど、、、
そういう人間関係のゴタゴタとか、旅先でしてほしくないなと思って、話を遮っちゃったんだよな、私。(しかも結構ダイレクトな言葉で)
いま考えれば、ちょっと吐き出させてあげれば、友人も気持ちがスッキリできたのかもしれないな、と。
実は、これが完走メダルが教えてくれたことだったのかも。
ずっと抱えてきた後悔の気持ちの断捨離。
友人への恩返しは、未来に。