Tae’s NOTE

母&妻&会社員。40年も生きると人生で演じる役割&抱えること・ものが増え、心のモヤモヤも増える。思考を前向きに整理するための My Noteです。

桜は咲かず… ~卒・中学受検生の母

今週は、都立の中高一貫校の合格発表があった。

試験後は「やりきった」と清々しい表情だった長女。

もしかして、いけたんじゃないかと私もちょっと期待していたのだけれど。

 

残念ながら、長女の受検番号は合格者のリストにありませんでした。

 

倍率が約5倍だったので、5人のうち4人は落ちる。

結果がすべてではない。

長女が試験前に必死で勉強に向き合ったことに価値がある。

中学受験は終わりではなく始まり。まだ勉強は続く。

 

…そういう客観的な見解を思い浮かべ、冷静を保とうとしたものの。

「不合格」という現実に、母は悔し涙がこぼれた。

 

受検までの道のりに対して、私も満足感はあったし、悔いなく終えたと思っていたけれど。。。

 

受からせてあげたかったなあ。。。

「おめでとう」って言いたかったなあ。。。

たくさん褒めてあげたかったなあ。。。

やればできる、って自信をつけさせてあげたかったなあ。。。

 

学力的に難しいとわかっていたものの、私も夢見ていたんですね。

『ビリギャル』みたいなことが起こることを、私も真剣に信じていたのです。

 

また、Webで結果を見た後の長女の反応(だいぶ荒れた)を見ると、過程が大事といっても、結果も大事よね、と思わずにはいられず。。。

 

結果の報告も兼ねて塾に電話したところ、

塾の先生からは「それがWeb発表の良くないところですよね」と言われて、私も少し心が落ち着きました。

学校の掲示板の前に行けば、受かっている子もいれば、落ちて涙を流す子もいることが見える。

落ちても、自分だけがダメなんじゃなかったと思うことができるけど、Webだと「自分の番号がなかった=自分だけが落ちた」と思いがちとのこと。

長年、中学受験のサポートをしている塾の先生の言葉は的確で温かかった。

塾は金がかかるからちょっとなあ、、、と思っていたけれど、塾に入らなかったら本当にどうなっていたんだろう。

 

不合格が判明した数時間後、長女はネットで都立高校について調べ、なぜか「トップ7」のうちの1校に行きたいと言い出した。

後日、塾での親子面談でそのことを言ってみた。

塾の先生は嬉しそうに志望校の校風や、具体的な合格までのアドバイスをくれた。

初めは「トップ7」の偏差値に恐れおののき、「無理…」と首を横に振っていた長女も、少しずつ「やればできるかも」という気持ちになり、面談後は、高校受験に向かった模様。

 

いや~、いま行きたいって言っている高校に本当に受かったら、親としても嬉しいけれど。

トップ校ほど自由な校風、つまりは勉強しろと周りは言ってくれないこともわかるので。

コツコツ勉強を続ける習慣については、口酸っぱく言って行こうと思います。