今週は、都立の中高一貫校の合格発表があった。
試験後は「やりきった」と清々しい表情だった長女。
もしかして、いけたんじゃないかと私もちょっと期待していたのだけれど。
残念ながら、長女の受検番号は合格者のリストにありませんでした。
倍率が約5倍だったので、5人のうち4人は落ちる。
結果がすべてではない。
長女が試験前に必死で勉強に向き合ったことに価値がある。
中学受験は終わりではなく始まり。まだ勉強は続く。
…そういう客観的な見解を思い浮かべ、冷静を保とうとしたものの。
「不合格」という現実に、母は悔し涙がこぼれた。
受検までの道のりに対して、私も満足感はあったし、悔いなく終えたと思っていたけれど。。。
受からせてあげたかったなあ。。。
「おめでとう」って言いたかったなあ。。。
たくさん褒めてあげたかったなあ。。。
やればできる、って自信をつけさせてあげたかったなあ。。。
学力的に難しいとわかっていたものの、私も夢見ていたんですね。
『ビリギャル』みたいなことが起こることを、私も真剣に信じていたのです。
また、Webで結果を見た後の長女の反応(だいぶ荒れた)を見ると、過程が大事といっても、結果も大事よね、と思わずにはいられず。。。
結果の報告も兼ねて塾に電話したところ、
塾の先生からは「それがWeb発表の良くないところですよね」と言われて、私も少し心が落ち着きました。
学校の掲示板の前に行けば、受かっている子もいれば、落ちて涙を流す子もいることが見える。
落ちても、自分だけがダメなんじゃなかったと思うことができるけど、Webだと「自分の番号がなかった=自分だけが落ちた」と思いがちとのこと。
長年、中学受験のサポートをしている塾の先生の言葉は的確で温かかった。
塾は金がかかるからちょっとなあ、、、と思っていたけれど、塾に入らなかったら本当にどうなっていたんだろう。
不合格が判明した数時間後、長女はネットで都立高校について調べ、なぜか「トップ7」のうちの1校に行きたいと言い出した。
後日、塾での親子面談でそのことを言ってみた。
塾の先生は嬉しそうに志望校の校風や、具体的な合格までのアドバイスをくれた。
初めは「トップ7」の偏差値に恐れおののき、「無理…」と首を横に振っていた長女も、少しずつ「やればできるかも」という気持ちになり、面談後は、高校受験に向かった模様。
いや~、いま行きたいって言っている高校に本当に受かったら、親としても嬉しいけれど。
トップ校ほど自由な校風、つまりは勉強しろと周りは言ってくれないこともわかるので。
コツコツ勉強を続ける習慣については、口酸っぱく言って行こうと思います。