Tae’s NOTE

母&妻&会社員。40年も生きると人生で演じる役割&抱えること・ものが増え、心のモヤモヤも増える。思考を前向きに整理するための My Noteです。

え??1ドル=137円!? ~円安の話

数年前から米ドルとユーロをネット銀行で定期的に積立購入している。

積立購入した日はメールで通知が来るのだけれど、昨日(2022年5月2日)届いたメールを見たら、

お取引レートが「137.26円」となっていて、

え!?いつの間にドルがそんなに円安に??と焦ってしまったのだけど、

よく見たら、それはユーロ購入の方だった。

(※米ドルの取引レートは130.16円)

 

ドル円のレートがこんなに円安に振れるなんて、数か月前は想像もしていなかった。

 

日本は食料自給率が低く、天然資源も少ないため、輸入に頼って生きている。

ここにきて、色々と日常生活への影響や弊害をメディアが書き並べているけれど。

そんなこと、もっと前からわかっていたこと。

私も含めて国民がずっと見て見ぬふりをして(あるいは、知っていたのに都合の悪いことは知らせない、もしくは都合の悪いことを知ろうとも考えようともしない)、現状維持を強固なまでに選択し続けてきた結果だったりもする。

 

ただ、日常生活への不安もあるけれど、円安の恩恵を受けている分野もある。

 

先日、会社の退職金制度(401K)の3月末付での運用状況レポートが届いた。

中身を見てみると、外国株式のファンドの残高が増えている。

はじめは、「やっぱり日本より外国の株式の方がリターンが高いんだ~」なんて思ったけれど、

外国の株式は主に米ドル換算(※ユーロやポンドの場合もある。ただ、新興国通貨などは最終的にドル決済されることが多い)なので、

今回の円安が反映されていた結果なのだと考えを改めた。

 

また、過去に購入した米ドルを売って円を買えば、買ったときよりは円換算で増える。

 

知っている人は知っているし、やっている人はやっている。

見る角度を変えれば、考え方も結果も変わってくる。

 

過去20年くらいのドル円の動きから見ると、いまのレート(130円前後)で円からドルを購入するのはオススメしないけれど、正直、将来のことはわからない。

 

もしかしたら、数か月、数年後には1ドル=150円になっているかもしれないし(この場合は130円で買ったドルを売って、円を150円で買ったら、差額の20円が利益になる)、

逆に、1ドル=100円と円高に振れているかもしれない(この場合、130円で買ったドルを売って100円で円を売ると30円の差損が出る)。

 

外貨預金をオススメしているわけではないけれど、一方的に、「円安は悪」と思っているとしたら、そうではない面もあるよ、ということで書いてみた。

 

私自身はいままで積立購入してきた米ドルをここで円に買いなおすかは、正直迷っているところ。

お金持ってる人だったら、ドーンと1000万円くらい買って、50銭くらい円安になったところで買い戻して利益確定とか気軽にできるんだろうけれど…。(以前勤めていた銀行ではそういう買い方をしているお客さんがいた)

自分に足りないのは利益を確定する度胸と経験かなあ、なんて思った。

 

追記:

外国為替のレートで私がよく参照していたのが、外為どっとコムのマーケット情報。

今回、為替の話を書いたので久しぶりに覗いてみた。

※ちなみに、外為どっとコムはFX(外国為替証拠金取引)の会社。

 外貨預金とは異なり、レバレッジをかけて売買するので、儲かるときは儲かるけれど、損するときは損する。

 私はやったことがないし、FXをオススメしているわけではありません。

www.gaitame.com