メルカリに出品してみて約1か月。
家にあった本や雑誌を出品し、10冊ほど売れ、メルカリに払う手数料や送料を引いても4,000円ちょっとのお小遣いになりました。
これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれ。
正直、写真をとってコメントをつけて出品し、梱包して発送する手間もかかるので、時給の高いお仕事をしている人には、わりに合わない、と思われるかもしれません。
また、時間やお金、心の余裕のない人には向いてないと思います。
ある意味、ゲーム感覚というか、経験値を積む、という姿勢だと楽しく参加できるのかな、と思いました。
以下、1ユーザーとして、メルカリ出品体験を通して私が感じたことです。
1.購入者さんとの最低限のコミュニケーションは必須
購入してくれた人からは、短いながらもメッセージが届きます。
それに返信することから始まります。
私はまだ値下げ交渉などの問い合わせを受けたことはありませんが、時々、閲覧した商品にこういうコメントが来てる人も見ます。
そして、発送したらまた連絡コメントを入れて(連絡しない出品者さんもいらっしゃると思いますが)。
簡潔ながら失礼のない印象を与えるコミュニケーション能力は必要。
2.ネットならでは非対面取引と評価
「残念だった」という評価をされることもあるようなので、ドキドキします。
出品したものが壊れずに届けば、よほどのことがない限りないとは思いますが。
いままでジモティーには出品し、何度か取引させてもらった経験はありますが、
基本、無料で出品している
現物を対面で手渡し
という方式だったので、よほどのことがない限りクレームは起きにくい状況でした。
基本的に、非対面での宅配取引なので、場合によっては悪い評価を受けたり、受け取ってもらえず返ってくる(送料が無駄になる)ということもあるのかな、とは思っています。
これが、時間やお金、心の余裕のない人には向いてないと思う理由です。
私は幸い、いまのところないですが。
いまでも発送して、ちゃんと相手がちゃんと受け取ってくれるかはドキドキしますし、雨の日に発送したときなどはビニールに包んでいてよほどのことがなければ濡れないとわかっていても、濡れずに無事に届いたかは気になります。
3.セールスライティングの練習
写真をとって簡潔な説明を加えれば出品できるとはいえ、出しているモノへの説明によって、見てもらえる、買ってもらえる可能性は高まる気がします。
私は基本的に本を出品してますが、ただ単に題名だけで出品していて全く売れなかった本に、「〇〇な人に(読んでほしい)」といった一言を加えたら、購入してもらえる確率が上がった気がします。
どんな人が読んだら、この本を買ってよかったと思ってもらえるか。
そういう視点は、モノを売るときのセールスポイントを探すのと似ています。
また、動きがないものは、時折手を加えています。
すぐ売れる場合もあるし、数週間経って売れたものもあります。
4.マーケティング感覚
3とも似てますが、出品するときに類似のモノ、または自分がいまほしいなと思っているモノを眺めていると、相場観というか、メルカリで売れやすいモノの傾向が見えてきます。
本を売ってみて感じたのは、売れ筋と売れにくい筋があるということ。
高値で売れやすいと思ったのは、
・発売から間もない実用モノ(ビジネス関連)
・著者が男性の実用本
売れにくい(時間がかかる、売れてない)のは、
・発売から時間が経っているモノ
・著者が女性のエッセイ、ノウハウもの
メルカリで中古本を買う人たちの属性とも関係している気がしますが、論理>感情の傾向がある感じがしています。
5.本はクレームが起きにくい初心者向け商材
中古本はもともと市場があったこともあり、よほどの落丁、汚れがない限りクレームも起きにくく、フリマアプリ初心者には向いている商材なのではないかと思います。
以上です。
ちなみに、私がメルカリで出品することができたのは、メルカリのオンライン教室を受講したからです。
ここで、出品に必要なことを学び、配送料や梱包の仕方など質問して、納得できたので出品することができました。
https://mercari-school3.resv.jp/reserve/calendar.php?direct_id=41