先日、次女と読んだ本。
あきやまただしさんの『ギリギリかめん』。
いつもだらだら、いつでもギリギリのこうたくん。
いざとなったらギリギリかめんに変身し、なんでもやり遂げてしまう。
そんなある日、コツコツ仮面が現れて…。
というお話。
次女と読みながら、「コツコツ仮面がいいね」と話してはみたものの。
最後、葛藤するこうたくんの気持ちにも激しく共感。
子ども向けに書かれているけれど、大人も読んでほしい。
コツコツが大事だよ!と一方的に押し付けることは簡単だけどね。
揺れるのも人間だよね、という曖昧さや緩さを許容する懐の深さも持ちたい。
自分に対しても、他人に対しても。
これも「やさしさ」の一つかなあ…。
「やさしさ」は夏至の頃から考え続けているテーマ。
少なくとも、自分は子供や他人にはコツコツを押し付けるくせに、自分はいつもギリギリの人にはなりたくないと思う。
絵本は子供が読むもの。
それゆえに、短くてシンプルな分、メッセージ性がわかりやすい。
たまに手に取ってみると、気づきや学びがある。
普遍的なことが書いてあるので、大人にも、オススメしたい。
ちなみに、あきやまただしさんの「へんしんシリーズ」も好きです。
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