2021年3月11日。
東日本大震災から10年。
みんなで振り返る良い機会。
ただ、「被災してお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします」というキレイな言葉で蓋をするだけでは何かが足りない。
個人的には、あのときも、あのあとも、いろいろあった。「子育てで忙しい」という理由で、見て見ぬふりをしてきたこともあったと思う。思考停止していたこともあったと思う。
いまならそれらを考えることもできるかもしれない。
何が、誰と、どうやって、はこれから見つけていけばいい。
先週土曜、NHK BSで宮城発の「ペペロンチーノ」というドラマをやっていた。
草彅剛くん(同世代ということで、くん付けで呼ばせてください)演じる料理人の主人公が、津波で店を流され、自暴自棄から立ち直って店を持つまで、というドラマ。
その中で、新しい店に来てくれたライターの記事に感動して、宮城から(多分)東京まで車を飛ばしてお礼を言いに行くというシーンがあった。
それは、草彅くん演じる主人公が大震災の「被災者」だということが一つも書いてなかったから。
「いままで店の取材に来る人達は、被災者の料理人が店を復興したという記事を書きに来ていた。いや、被災者だと書きに来ていた。そっちのほうがニュースになるから。でもあなたはそうではなかった。ありがとう。」
と(いうようなことを)記者に言う。
このシーンが、ずしんときた。
今日の3ゴール
1 力を抜く
2 応援する
3 瞑想、妄想
夫の良いところ:
昨晩も食洗機をかけてくれました。ありがとう。
晩ごはんのお魚も食べてくれました。ありがとう。
今朝の東京は、晴れ。柔らかい朝の光。
最近は、朝5時半を過ぎると、空が明るくなる。
在宅勤務で外出が減って、季節を感じる機会が減ってはいるけれど、確実に春は近づいている。
昨日は、先月から欲しいな~と思っていた春用のコートをネットで買ってみた。
それが、受注生産。
届くまで1-2週間かかる。
早くほしい気持ちもなくはなかったけれど、待つ時間も楽しめる。
私のために作ってくれてるんだ、というありがたみ。
あと、無駄がなくていいなと思った。
アパレル会社の大量在庫が廃棄されているってニュースもチラホラ聞くもんね。
今日も一日、家族、親族、友人が健康で安全に暮らせますように。
良い一日になりますように。