6月26日、土曜日。
いいお天気。
日差しは強いけれど、窓を開ければほどよい風が吹いてくる。
気持ちの良い土曜日になりそう。
昨日の夜は、陸上の日本選手権、男子100m決勝を見た。
レースは、10秒余り。
だけど、NHKのカメラは選手たちがレーンに出る前のところから、スタートまでの10分あまり、選手たちを追い続けてくれた。
「10秒」の勝負にかける選手たちの緊張感が画面からひしひしと伝わってくる。
見ているこっちもドキドキした。
他人の人生と言えばそれまで。でも、なんかスポーツ中継にはドキドキワクワクさせてくれる力がある。
テレビの中継を見ながら、スタートラインに立つまでは、トレーニングウェアを脱いだり、スタートの練習をしたりする時間が結構あるのだな、ということにも気づいた。
普段、私たちが見ているレースは、切り取られた報道の一部のことが多い。
民放局だと、もっと盛り上げたりする演出があるのかもしれないけれど、昨日のNHKは淡々と、ドキュメンタリーを撮るような放送だったと思う(私はこっちのほうが好き)。
レースは終始、多田選手がリードし、そのままゴール。
もつれた2位以下。結果が出るまで再びドキドキハラハラ。
結果、1位の多田選手と、3位の山県選手が五輪代表に内定。おめでとうございます。
多田選手と山県選手にはさまれたレーンで走った桐生選手は、結果、5位。
我が家の長女は桐生選手を応援していた。
スタート前、代表内定した2選手がトラックで本番をイメージして体を動かしているのに対し、桐生選手はスタートラインでまっすぐトラックを見つめているという3人の映像が流れた。そのとき、長女が「桐生選手はなんか違うね」と話していたけれど、いま思えば、緊張していたのか、コンディションが良くなかったのか…。
外野が推測で色々言うことではないと思うし、本人にも明確な理由があるわけではないと思う。
結果や記録がはっきりと数値で出るスポーツの世界で生きているアスリートたち。
今回のレースを見て、彼らに対して改めて尊敬の念を感じたし、エールを送りたいと思った(誰かが頑張っている姿を見ると自分も頑張れる)。
五輪開催について、賛否両論ある。私も自宅や会社の割と近くに五輪の会場や関連施設があるので、選手や競技・運営・報道関係者、さらに観客もやって来る、となると人の流れがどうなるのかわからない。通勤や生活に不安がないわけではない。
だけど、ここまで頑張っている選手たちを見ると、東京五輪を無事に開催できるといいな、と思う。
もう開会式までは1か月もないのだから。
今日の3ゴール
1 休息
2 軽い運動
3 献立作り
夫の良いところ:
昨日も夜、食洗機をかけてくれました。
どうもありがとう。
今日も一日、家族、親族、友人が健康で安全に暮らせますように。
良い一日になりますように。