今日は、ふわ吉くんが出てきました。
ふわ吉くんは、いい年なのに自分の花を決められない。普段の生活でも迷って迷ってなかなか決められない、優柔不断男子。
(注:はなかっぱ族は大人になると自分の花を決めて頭に咲かせるという設定)
ふわ吉くん…身近にいると、イライラしちゃうだろうな。
今日のお話でも、スープは洋風か和風か聞かれて、両方のいいところが出て来て、なかなか決められず、隣のお母さんがキレてた。
でもね、はなかっぱとお散歩する話では、どっちにもいいことあるよね、と言って、遭遇する出来事をことごとく陽転。
街で買い物するのも好きだし、家で過ごすのも好き。
はなかっぱが本屋に行きたいからと着いていったら本屋は臨時休業。それでも、こんな晴れた日にお散歩できてよかった。
そのあと、雨が降ってきて大きな木の下で雨宿りをしていると、ついてないな、というはなかっぱに、雨の音って素敵だね、と言う。
とっても素敵だな、と思いました。
きっと、子供の側にはこういう人も必要だよね。疲れた大人の側にもね。
こういう考え方ができるのって、心に余裕がなきゃできないから。
みんな同じルールに乗っかって、ひとつの物差しで同じゴールを目指す場合には、効率や競争が重視される。
だけど、多様性の現代では、こういう人も必要だよね、とちょっと考え方が変わりました。
ふわ吉くん出てくると、いままでは、
こいつ、できないキャラだな、
と決めつけてたけど、
見方を変えれば弱味が強みに変わるって、こういうことか、と今朝は感じました。
少しは自分にも隙間ができてきたかな。