週末の朝、家族で見ていたテレビの情報番組。
収納が苦手な家族の家に、収納のプロがやってきて、色々と便利な収納を提案して、キレイに収納してくれるというもの。
以前は、収納が苦手な家族に共感して、
うちも!うちも同じ!
となって、
あー、こうやればいいのね〜、と、
かぶりついて見ていた企画。
ところが、今回は、そういう共感が全く涌かず。
不思議なくらい心が動かなかった。
ふーん。
へー。
なんでこの家族、モノがたくさんあって大変って言ってるんだろう。
あー、洗面所に下着置いちゃうんだ。
素敵なキッチンなのに棚付けちゃうんだ。
って妙に冷静な距離感があった。
夫も子ども達も同じことを考えていたようで、CMに入ったところで誰かがチャンネルを替えた。
大量のモノをどうやって収納するか、ということはもはや我が家にとって全く興味のないことのようだ。
これも、断捨離の成果かな、と思う。
モノを収納するために棚やグッズを買うのではなく、いま家にある収納(棚や引き出し)をフル活用する。
棚や引き出しの中のしばらく使わなくなったもの、ホコリをかぶっているものは手放す。
そんなことをやっていたら、すき間ができて、外付けの棚や引き出し、プチプラの収納グッズは欲しいと思わなくなった。
モノが多いとホコリが溜まって掃除も大変だし…。
地震などのときには、家の中のモノが多いと倒れて危ない。
先日の震度5の地震のときも家は揺れたけど、家の中のモノが落ちるということもなかった。
(場所と建物のおかげかな)
モノへの執着より、スッキリした空間の心地よさが心も体もわかってきた感じ。
とはいえ、子供の成長に沿って必要なモノはまだまだ変わるし、その配置換えは常に必要なのよね。
モノとの対話はまだまだ続くし、関係性も変わっていく。
思考を止めず、変化していきたい。