その日の目標設定に加えて、「夫の良いところ」をブログで書き始めて4か月余り。
夫に対するイライラがだんだん収まってきた。
嫌なところも客観的に見れるようになってきて、「アホだな」「バカだな」「これ、脚本のネタに使えるな」と思える心の余裕も生まれてきた。
以前は客観視することができず、本来自分が直接感じなくてもいいレベルの前面でその部分を受け止めてしまっていたので、傷だらけで無駄死にするパターンだった。
客観視するというのは、断捨離でやましたひでこさんが言っている「俯瞰力」と同じだと思う。
そういう意味では、すごい成長。
でも、一度止めると、たぶんリバウンドしちゃう。
これは、「心の筋トレ」と心得て、毎日少しずつ心をチューニングしていきたいと思う。
「夫の良いところを毎日書いていたらイライラが減った」と陽転エデュケーター同期にも共有してみたところ、
同期のWちゃんは対象を「会社でどうしても好きになれない、嫌いな同僚」に代えて、その人の良いところを毎日1つ手帳に書き出してみたという。
そしたら、3週間経った現在、「悔しいけれど、その同僚と話すのが苦ではなくなった」という報告と感謝の言葉をいただきました。
私の経験がちょっとはお役に立てて、嬉しい。
これ、もともとは異性間コミュニケーションの佐藤律子さんの著書の出版記念セミナーのワークでやったワークの一つです。
誰かに対してイライラするときは、書き出してみるのがオススメ。
まずはイライラすることや悪口でいい。
その対象について考えていく中で、一つくらい良いところと思われるところも書いてみる。
例えば、会社で嫌いな上司(課長とする)がいるとする。
「部下にはパワハラ的な態度をとるくせに、部長には気に入られている」と思っているとする。
ただ、部長もバカではないので、課長を重用する理由が何かあるはず。
そこで、課長の仕事ぶりを観察してみる。
自分と違うところはどこか。考え方?人との接し方?メールの書き方?
課長の仕事ぶりをこっそり細かく見てみる。
すると・・・?
どうしても良いところがないとしても、
「毎日洗濯したシャツを着てくる」
「臭くないから毎日風呂には入っているようだ」
という、社会人として当たり前レベルのことでもいいと思う。
(不潔な上司だったらどうしよう…)
書き続けてみたら、もしかしたら、「課長が嫌い」の裏には別の自分の感情が隠れているかも・・・?
話は戻って我が家。
夫のイライラする行動の中にも、「前に私が荒れてた時の真似ですか?」と思う言動があり、
すごく腹立つけれど、
裏を返せば、
「私の完コピできるくらいちゃんと聞いてくれてたのか~」
「私の真似をするくらい好きなのかな~」
「仲良くしたいのかな~」
と思えないこともない。
好きと嫌いは表裏一体だし。
書き出す以前に比べて、家の中で怒鳴る回数は9割くらい減った(自己申告だから、家族にはそう思われていないかもしれないけど)。
これからも心の筋トレ、続けていこう。