Tae’s NOTE

母&妻&会社員。40年も生きると人生で演じる役割&抱えること・ものが増え、心のモヤモヤも増える。思考を前向きに整理するための My Noteです。

上の子の陽転エピソード

年末調整の季節です。

先日、生命保険控除のため、保険会社から送られてきたはずの葉書を探していたら、

上の子の音楽教室の2年修了の証書が出てきました。

そこには当時の先生からのメッセージが。

実は、温厚な上の子には珍しく、この先生のことが大の苦手、というか嫌いでね。

当時、家で練習しながら、「◯◯◯◯(先生のフルネーム)のバカ野郎、死ね」と言っていたことをいまでも覚えてます。

私も探し物が見つからず、イライラしてたので、「ジャマだな、これ(修了証書のこと)」と思って、近くにいた上の子に「これ、いる?」と聞いてみたのです。

すると、じーっと見つめた後、「いらない」と言ってゴミ箱へ。

その後、「この先生、本当に嫌いだった。このとき本当につらかった」と言ってきたんですよね。

この言葉を聞いて、私は安心しました。

ここまで言えてるってことは、過去のこととして気持ちの整理がついてるってことなので。

そう思ったのは、この時期、私も自分のことで手一杯(仕事やら、自分探しやら)で、つらいときに寄り添ってあげられなかったという後悔に似た気持ちがあったということでもあります。

 

ちなみに、この先生は、ご自身で演奏もされているので、自分にも厳しく、生徒にも厳しいタイプでした。

子どもにもビシバシ言ってくれるので、親としてはありがたい面もあったのですが。

やっぱり、厳しいだけ、きつい言葉だけだと心も萎縮しちゃうんですね。

大人でもそうなんだから、子どもならなおさら。

 

多分、この先生がまだ担当だったら、教室は辞めてたと思うのだけど、

不思議なもので、近所のお友だちが上の子のクラスに転入してくることになったり、とっても優しい先生に担当が代わったりで、まだ音楽教室には通っているという。。。

 

という、うちの子の陽転エピソードでした。

 

ちなみに、生命保険控除の書類は出てこず、保険会社に再発行を申請しました(苦笑)。

受け取った記憶はあるんだけど、、、どこに行ってしまったのでしょうか。