Tae’s NOTE

母&妻&会社員。40年も生きると人生で演じる役割&抱えること・ものが増え、心のモヤモヤも増える。思考を前向きに整理するための My Noteです。

「ちびまる子ちゃん」の普遍性

普遍性とは…

すべてのものごとに通じる性質。

すべてのとのごとに適合する性質。

 

先日のさくらももこさんの訃報を聞いて、自分の子供時代を思い出しました。

ちびまる子ちゃん」の連載が始まったとき、確か私は当時小学3年か4年生で、「りぼん」愛読一年目か二年目。

当時は「ときめきトゥナイト」や「星の瞳のシルエット」「ポニーテール白書」などの中学高校生の恋愛モノの世界に憧れてました。

 

そのなかで、「ちびまる子ちゃん」は箸休めみたいな存在。いろんなメディアも書いているように、「お父さんは心配症」と並んで、「りぼん」の中では異色のジャンルでしたね。

 

でも、自分が中学になって、アニメ放送が始まると、二学年下の弟や7歳下の妹も夢中になり、我が家では毎週(日)夕方の定番視聴番組になっていきます。

 

私が大学生になって実家を出て、りぼんの読者を卒業したあとも、休みに帰省すれば、「ちびまる子ちゃん」の漫画が家にありました。

映画になった杉山くんと大野くんの話とか。

しかも買ってたのは弟。

妹はそれに便乗し、私も手にとって読んだこと、よく覚えてます。

 

そして、子供をもつ母親になったいま。

小学生の子供は日曜夕方のアニメが大好き。

大人が勧めるまでもなく、自分からチャンネルを合わせて見ています。

 

なぜ???

 

まるちゃんって、

よく怠けるし、人をたよったり、楽しようとずるいこともやる。

その一方で 、正義感や倫理観はしっかりあって、ときどき鋭いことを言ってみたりする。

たまちゃんのような温かく見守ってくれる親友もいるし、無条件で愛してくれる友蔵おじいちゃんもいて、憎めない。

 

まるちゃんの中に見る普遍性。

それが、いろんな世代に受け入れられる要因かな、と私なりに分析してみました。

 

さくら先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

まるちゃんをこの世に生み出してくれてありがとうございました。

 

#ちびまる子ちゃん #さくらももこ #普遍性